■タイトル
中国話2題

■登録者へのメール
京都に行けない研修部部長(くやし〜)
■ホームページ


■内容
@中国からの発注で生産した繊維機械@7000万円x40台が発注元からキャンセルを喰らい(かつキャンセル料を払ってもらえたわけでもなく)転売のあてもつかず神戸港で滞留しているそうです。また中国向けにじゃんじゃん出荷されている建設機械も代金回収に不安が出ているとかいないとか。  A中国で電力不足が深刻です。電力需要が産業用一般用問わず前年比1〜2割増しで増大しつづけているのに供給が追いつきません。せっかく中国に進出した工場も(特に電力供給が優遇されるというふれこみの開発区にわざわざ設立したのに)電気がこなくて操業がままならないこともあるそうです。発展いちじるしい都市部でも停電しているそうで、「こんなんいかんがね。」「ほじゃけんどどなんして電気おこすんよ」という話になって「そなに急にいわれてもすぐにやか原発はできんぞね」「風力やかじゃ追いつかんし」「水力ゆうてもダムは作りよるけど、これまた足らんし」「石油でも石炭でも燃やせや。」「ほじゃけんど石油じゃったらお金払ろて買うてこないかんけん自分かたにある石炭をようけ掘って発電所でくべよや。」という結論になったものの、「ようけ掘れ言われても急にようけは掘れんぞね」「よそにやか売らんと、うちらで発電に使かおや」というわけで日本に輸出する石炭の割り当てを減らし、かつ値上げをしています。製鉄には石炭が欠かせないものですので、結果「鉄の値上がり〜」になっているわけです。